豪華観光列車「etSETOra」とクルーズ船「SEA SPICA」で瀬戸内日帰り旅

シースピカ

掲載日:2024年03月04日

旅気分を盛り上げる観光列車「etSETOra」と観光型高速クルーザー「SEA SPICA」に乗って瀬戸内海を小旅行。

まずは呉駅で「etSETOra」に乗車して瀬戸内海の多島美を眺めながら三原駅まで。列車内ではまるで宝石箱のようなおいしいスイーツを頂きながら多島美を楽しみます。そして三原港から観光高速クルーザー「SEA SPICA」に乗り換えて呉港へ。瀬戸内海の美しさと楽しさに酔いしれる贅沢な日帰り旅です。

呉駅 10:23 発 観光列車「etSETOra」乗車

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etSETOra
etSETOra

白い砂浜と青い海をイメージした爽やかなデザインが印象的な 観光列車「etSETOra」。車窓を楽しむためにゆったり設けられたテーブル席に着いていよいよ出発です。

呉駅から三原駅までは約2時間。車窓に広がるキラキラの瀬戸内海を眺めながら、同時に楽しめるのはまるで宝石箱のようなスイーツたち。これは広島と呉を代表する和菓子職人が手がける「etSETOra」オリジナルスイーツ。今回はいくつかある中で「瀬戸の小箱〜和〜」(2,000 円税込、要予約)をチョイス。飲み物はコーヒーと抹茶から選べます。景色を眺めながら、おいしい和菓子でとても贅沢な気分!

 

※「瀬戸の小箱〜和〜」は、乗車4日前までの事前予約が必要です。「etSETOra」の予約時、忘れずに予約しましょう!

※天候や自然災害などにより、列車の運行を取り止める場合があります。

※当日の運転状況は、「JR 西日本列車運行情報」をご確認ください。

※月曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日に運行を行います。(※但し、年末年始を除く)

※全車指定席で、乗車券の他に普通列車指定席グリーン券が必要です。

 

 

三原港 13:25 発 クルーズ船「SEA SPICA」に乗船

SEA SPICA
SEA SPICA
SEA SPICA
SEA SPICA
SEA SPICA
SEA SPICA

三原駅に到着しました。ここで「etSETOra」とはお別れです。

そして三原駅から徒歩約 8 分のところにある三原港に移動します。三原駅には「SEA SPICA」の乗り場案内の看板が設置されていたから、迷うことはありません。三原港発「SEA SPICA」は、呉港に戻る西向きルートを予約しておきました。

 

※金曜日・土曜日・日曜日・月曜日・祝日の運航となります。

※ご予約の状況によりご利用いただけないこともあります。

※運航していない時期もあります。

 

「SEA SPICA」はネイビーブルーと白、ゴールドがあしらわれたクルーザー。ソファ席、テーブル席、ボックス席、それに 2 階は潮風を全身で感じられるスピカテラスがあり、思い思いの場所で船旅を楽しめます。

瀬戸内海には 700以上もの島々があり、「アジアのエーゲ海」とも呼ばれています。それほどに島と海そして空のコントラストが美しく、時間とともに移り変わる多島美は、飽きることがありません。

 

ひとまず大久野島に上陸です。

大久野島

大久野島は国民休暇村大久野島を備えた国立公園。何といっても 500 羽ほどの野生のうさぎが生息されている“ラビットアイランド”として知られています。小さなモフモフたちと戯れて、一緒に写真を撮ると癒されますね。

ここでの停泊時間は約 30 分。再び乗船します。

 

続いて大崎下島(御手洗地区)に到着しました。

御手洗地区
御手洗地区
御手洗地区

大崎下島の東部にある御手洗地区は江戸時代、潮待ち風待ちの港町として栄えていました。平成6 年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定され、古い商家や船宿、神社やお寺などが今も残されています。

町をのんびり散策すると、そんな古い建物をリノベーションしたカフェや宿泊施設なども点在し、古き良き町並みを感じることができます。乗船までの約 1 時間。御手洗地区を満喫!

さあ、呉港に向かって再乗船です。

呉までの航路は島が多く、そこに架かる橋も要チェック。

瀬戸内海の多島美を引き立てる、大きさ、構造、色が異なるさまざまな橋を見ることができます。

「SEA SPICA」が橋の下をくぐり抜ける瞬間もわくわくしますね。

音戸の瀬戸に差し掛かります。

音戸大橋

ここは平清盛が開いたと言われる伝説の多い航路。狭く、船の往来の多い瀬戸なので、「SEA SPICA」もスピードを落としてゆっくり走ります。行き交う人や車が近く、間近に音戸の町並みを楽しむことができます。赤いふたつの音戸大橋の下をくぐると、その先に呉の町並みが見えてきました。

 

呉港が近づいてきました。

SEA SPICA

赤い音戸大橋をくぐり、呉港に戻る直前に、もう1箇所見どころがあります。それは海上自衛隊呉基地です。「SEA SPICA」は艦船や潜水艦が停泊する、「アレイからすこじま」の真横を通ります。

この「アレイからすこじま」は陸上からも見ることができますが、こうして海上から見ることができるのは、船旅ならではの特権。船の上で働く自衛官たちの姿や、エンジンをかける船もあり、独特の臨場感が感じられます。

まもなく呉港に到着。見どころいっぱいの豪華列車と船による日帰り旅はこれで終わり。

 

陸から、海から。瀬戸内海の素晴らしさを体いっぱいに感じることができました。

予約詳細

予約等の詳細は、こちらからご覧ください。

観光列車「etSETOra」予約ホームページ

https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hiroshima/etsetora/

※空きがあれば当日も可

※天候や自然災害などにより、列車の運行を取り止める場合があります。

※当日の運転状況は、「JR 西日本列車運行情報」をご確認ください。

※月曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日に運行を行います。(※但し、年末年始を除く)

※全車指定席で、乗車券の他に普通列車指定席グリーン券が必要です。

 

クルーズ船「SEA SPICA」予約ホームページ

https://setonaikaikisen.co.jp/simatabi/

※予約必須

※金曜日・土曜日・日曜日・月曜日・祝日の運航となります。

※ご予約の状況によりご利用いただけないこともあります。

※運航していない時期もあります。